立っていると左鼠径部から膝の内側あたりまでむずむずするような違和感がありました。腰椎に原因があると言われ、矯正してもらいました。1回の矯正で元々の違和感を10とすると3くらいまでに減少しました。
鼠径部のしびれの施術について
上記のクライアント様は鼠径部のしびれということを訴えて来院されました。初回でだいぶ楽になり、その後は週に1回来院してもらい、3回目に来た時には違和感はなくなっていました。それからは月に1度予防のため来院されています。
鼠径部、股関節の痛み、または違和感を訴えて来られる方は多いですが、しびれを訴える方は少数ではあります。臀部(お尻)や脚のしびれは多いですが。
しびれは神経の問題だと考えます。鼠径部には大腿神経という神経があります。そして、その大腿神経は腰椎の2番目、3番目、4番目の椎間孔からでています。
関節がねじれた状態である方向への動きを失うと、椎間孔という神経が出ているトンネルが狭くなり、神経圧迫がおこりしびれなどが生じます。
カイロプラクティックでは手で触り、関節の動きを確かめることで、神経圧迫の起こっているところを調べます。この場合は大腿神経の出ている腰椎の2番、3番、4番目をよく調べて関節を矯正します。
通常、関節が矯正されれば神経の圧迫はなくなりしびれはなくなります。
このような考え方や関節の矯正のやり方はカイロプラクティックに共通したものです。しかし触診(手で行う検査)や関節の矯正についてはカイロプラクターにより技術の差があります。このページをご覧の方で鼠径部のしびれでお悩みの方は上手なカイロプラクティックを探すことをおすすめします。
また、症状があまりにひどい場合は整形外科でレントゲンやMRIなどを撮ってもらい脊椎すべり症や椎間板ヘルニアなどの病変がないか検査してもらうと良いです。